日本ボーイスカウト新潟連盟(以下「当連盟」という)では、活動中に撮影した写真又は動画(以下「画像データ」という)の取り扱いについて、このガイドラインを定めるものとする。
各団より提供される画像データ
- ホームページなどに掲載するため当連盟が撮影した画像データ及び、団より提供される画像データは、<広報活動における画像データの取扱いルール>に基づいたものとする。
- 団より提供された画像データは、<広報活動における画像データの取扱いルール>に基づく画像処理が行われている物として扱うが、処理が不十分と思われる場合は、提供団に通知をせずに当連盟において画像処理を行うことがある。
- 各団は、スカウトとその保護者・関係者に「画像データの公開に関する同意」等をしてもらい、事前に公開の可否を確認することが望ましい。
広報活動における画像データの取扱いルール
- ホームページなどに掲載する場合、個人の特定が出来ないように、画像データと一緒に名前の掲載は行わない。
- 着用している名札等で個人の特定が出来る場合は、それが判別できないように画像処理を行うが、スカウト関係の記章・標章については特に画像処理は不要とする。
- 画像データに対応して掲載される文章等において、画像データに人物を指定したい場合は、イニシャル等を使用する。
- 表彰などで名前を掲載する場合は、事前に本人(未成年の場合はその保護者)に了承を得るものとする。
- 肖像本人(未成年の場合はその保護者)から、上記ルールを超えた掲載についての同意が得られた場合、もしくは本人から掲載の依頼があった場合は、掲載を行う。
- 本人やその保護者が「不快と感じる画像データ」は掲載しない。(キャンプ中の寝顔など)
- 掲載後でも、本人やその保護者から画像データの修正・削除の要請があった場合には、速やかに対応する。
被写体本人の顔や情報の加工基準(1)
無加工+氏名開示
NG

氏名のみ保護
同意要

顔一部保護
OK

顔全体保護
OK

団などで、より厳しい基準がある場合は、それに従います。
被写体本人の顔や情報の加工基準(2)
そもそも保護されている
OK

顔一部・全体保護混在
OK

団などで、より厳しい基準がある場合は、それに従います。
集団写真や遠景写真等で、被写体の顔や個人情報が判別できない状態
念のために一部保護
OK

顔が写っていない
OK

団などで、より厳しい基準がある場合は、それに従います。
集団写真や遠景写真等で、被写体の顔や個人情報が判別できない状態
無加工でも個人の顔が判別できない
OK


拡大してもこのレベル
OK

団などで、より厳しい基準がある場合は、それに従います。
撮影の承諾と公開(広報活動での利用)の同意
- 当連盟のホームページや各事業の案内文書などにおいて、「ボーイスカウトの活動中は記録及び広報活動を目的として、写真や動画の撮影を行う」旨を周知し、本人(未成年の場合は保護者)からの撮影の承諾は、当該の事業に参加する事をもって撮影の承諾があったものとする。
- 本人(未成年の場合はその保護者)から「撮影をしてほしくない」等の申し出があった場合は、写らないように配慮して撮影を行う。
- 集合写真・集団写真・情景写真や顔が判別できない画像データは、同意が無くとも公開できるものとする。
- 情景写真:
- 特定の人物に焦点をあてて撮影した写真ではなく、付き添い家族や見学・体験者などの人物が風景や場面の1つとして、その情景に融合された写真
- 顔が判別できない画像データ:
- 後ろ姿や、遠方に小さく写っている等、第三者が見て判別できないもの、顔の半分以上が隠れている写真等
- 公開不同意の申し出があった場合は公開を行わないが、集合写真などの場合で写ってしまう場合には、分からないように画像処理(ぼかし等)を行う事とする。
その他の画像データの取扱いルール
- スカウトや保護者の個人的なブログやSNS等で、ボーイスカウト活動中の写真などを公開する場合は、他のスカウトや保護者に十分配慮して画像データを取り扱うよう注意を促す事とする。
- これらの規定は犯罪防止という観点から定めたものであるため、時間の経過により、容貌や姿態に大きな変化あった後の画像データについては、特に肖像本人(未成年の場合はその保護者)の同意もしくは許可を得ることなく、掲載できるものとする。

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このガイドラインの改廃は、当連盟の理事会の承諾を経て行う。
2024年9月12日
日本ボーイスカウト新潟連盟
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