
1.事業名称
第26回世界スカウトジャンボリー(26WSJ)派遣
(26th World Scout Jamboree Poland 2027)
2.テーマ:「BRAVELY(勇敢に進もう/やり遂げよう)」
ジャンボリーのテーマであり、若者たちに人類と地球の未来のために勇敢に行動するよう促すことを目指しています。
3.大会期間および派遣期間
- 大会期間:2027年7月30日~8月8日 (入場7月29日、退場8月9日)
- 参加隊:2027年7月24日~8月10日 (準備訓練7月24日、出国26日、退場8月9日)
- IST:2027年7月27日~8月10日 (それぞれ入場日、退場日)
※ISTは現地集合解散を原則とする。派遣準備訓練は直前期以外の時期に実施する。
4.派遣先
ポーランド北部グダニスク(グダンスクの表記もあり)・ソビエシェボ島

東京(成田)~グダニスク(レピエホヴォ)
- 渡航時間:23時間~40時間
- 複数回の乗り継ぎの予定
首都・ワルシャワ~グダニスク
- 距離:418km(列車2.5~3時間、バス5~8時間)
5.派遣人員
- 参加隊:全10隊400人(スカウト:360人/隊指導者:40人)
- 本部員:22人前後
- IST:40人前後日本派遣団
- 合計:464人(2025年11月予備登録済み)
※日本派遣団としての登録にあたり、書類選考および面談により参加決定する。
6.派遣日程
- 2026年5月~7月上旬
- 派遣団本部会議・参加隊長会議・訓練(第1回)、選考・面接
- 2026年8月~12月年内
- 参加隊編成、隊別事前訓練
- 2027年2月末
- 派遣団本部会議・参加隊長会議・訓練(第2回)
- 2027年7月24日(土)
- 出発直前準備訓練(東京、愛知、大阪)、派遣団結団式、壮行会
- 2027年7月26日(月)
- 国内3か所から出発~ポーランド到着、周辺地域で見学・宿泊
- 2027年7月30日(金)
- 26WSJ会場に移動しキャンプイン、ジャンボリーに参加
- 2027年8月08日(日)~09日(月)
- 閉会式後、交通機関により会場をキャンプアウト
- 2027年8月09日(月)
- 隊ごとにポーランド発(一部経由地あり)
- 2027年8月10日(火)
- 日本各地に到着し解散(出発と同じ空港)
- 2026年5月中旬
- 派遣準備訓練(2会場・地域ごとの説明会を兼ねる)
- 2027年5月中旬
- 派遣準備訓練、結団式、壮行会
- 2027年7月27日(火)
- 26WSJ会場に移動しキャンプイン、ISTトレーニング開始ISTトレーニング開始前に日本派遣団IST全体で集合予定
- 2027年7月29日(木)
- 26WSJにISTとしてジャンボリーに参加、業務開始
- 2027年8月08日(日)~09日(月)
- 閉会式後、交通機関により会場をキャンプアウト
- 2027年8月09日(月)
- 各国派遣団のキャンプアウトを見送り
- 2027年8月10日(火)
- ISTキャンプアウト、IST解団式(各自の予定で帰路へ)
7.派遣経費および支払いスケジュール
- (1)今回の派遣の派遣経費は、①日本派遣団共通経費(ISTを含む派遣団全員)と②IST訓練費もしくは③出発地別経費(参加隊)の合計となる。
- (2)派遣経費は、2025年11月現在、派遣隊およびCMTは94万円前後、ISTは48万円前後が見込まれ、今後航空便等の手配、大会参加費送金等の後に確定する。
- 日本派遣団共通経費:大会参加費、支給品、資料、各種手数料、業務委託費等の経費に充当され、大会参加費送金等の後に確定する(約44万円の見込み)。
※2025年11月為替・円安見込みでの大会参加費33万円、準備経費11万円と試算 - IST訓練費:2回の集合訓練にかかる費用(宿泊費、食事、スタッフ経費)に充当される(約4万円の見込み)。訓練会場までの移動費は自費となる。
※ISTは現地集合解散が原則のため、渡航調整は自己手配として費用には含まない。 - 出発地別経費:出発・帰国地による準備訓練経費、利用航空便等に充当され、今後航空便等の手配の後に確定する(約50万円の見込み)。
※2025年9月成田発着エコノミークラス正規割引運賃の場合、税金・燃油特別付加運賃等を加え約33万円、これに2回の準備訓練経費と出発地まで移動、現地経費等が約17万円と試算
- (3)派遣経費には、服装・備品等に要する経費、派遣期間中の小遣い、準備訓練会場往復交通費等を含まない。これらは、個人の追加負担となる。
- (4)派遣員内定後、派遣経費のうち①日本派遣団共通経費の半額22万円を予納金として、所属の県連盟を通じて2026年3月30日(月)までに納入する。共通経費の残金と出発地別経費は、派遣実行委員会にて分納も含めて検討し、後日通知する。
8.応募資格
- (1) 参加隊スカウト(ボーイスカウトおよびベンチャースカウト)
- 2009年7月30日から2013年7月30日までに生まれた者(開催時14歳~18歳未満)
- 2025年度から継続して登録があり、原則として応募時点で、ボーイスカウトは1級章以上、ベンチャースカウトはベンチャー章以上を取得している者(応募時点でこれを満たせない場合は、2027年3月末日までに条件を満たすこと)
- 心身が健康で、長途の海外派遣に耐える体力があり、派遣団としての行動がとれる者
※障がいスカウト隊は編成しないが、その応募資格については、別途考慮する。 - WSJ参加に自分自身の目標を持ち、それを実現するために何に取り組むかを明確に意識し、努力していくことができる者
- 定められた直前訓練に参加できること、また参加隊訓練に参加する努力をできる者
- (2) 参加隊指導者(大会のAPL: Adult Patrol Leader/日本では隊長・副長)
- 2027年4月1日現在、満20歳以上の成人指導者
- 2025年度から継続して登録があり、原則として応募時点で、隊指導者基礎訓練課程(WB研修所)を修了している者(遅くとも、2027年3月末日までに条件を満たすこと)
- ボーイ隊/ベンチャー隊での指導実績があり、過去ジャンボリー大会の参加や指導者としての経験があることが望ましい。
- 心身が健康で、長途の海外派遣に耐える体力があり、派遣団としての行動がとれる者
- 日常会話以上の英語語学力(英検2級程度以上)を有する者(配属サブキャンプで全指導者が毎日英語で行われる役務別打合会に出席し、連絡共有する必要があるため)
- 派遣隊指導者の役務を果たし、スカウトを指導するに適した経験と人柄を有する者
- (3) 国際サービスチーム(IST)/派遣団本部員(CMT)
- 2009年7月30日以前に生まれた指導者またはローバースカウト
- 2025年度から継続して登録があり、原則として応募時点で、隊指導者基礎訓練課程(WB研修所)を修了している者(遅くとも、2027年3月末日までに条件を満たすこと)
- 心身が健康で、長途の海外派遣に耐える体力があり、派遣団としての行動(基本的な部分:協調性、基本生活ができる(例、時間順守、荷物の整理整頓など))がとれる者
- IST業務および与えられたCMT業務を担当するに適した語学力(英語またはフランス語)や技能、世界中の仲間とチームを構成し自立して奉仕できる経験や人柄を有し、PCやスマートフォン等で手続き・連絡に対応できる者
- WSJ参加に自分自身の目標を持ち、実現に向け準備し、参加できる者
- 定められた派遣準備訓練および各種会議等に参加できる者
- ISTは大会が求めた場合、事前集会、チーム会議等に参加し、企画から関与できること
- ISTは現地集合・現地解散となるため、大会前後の旅程を確定し、後日指定する期日までに日本連盟へ提出すること
◎参加隊指導者、IST、CMTでの参加について
※大会が求めるセーフ・フロム・ハーム等の事前研修を履修し、履修照明を提示すること。
9.参加申込および派遣員の選考
- (1)参加希望者は、各々の組織を通じて、所属県連盟の指定期日までに所属県連盟に申し込む。
- (2) 県連盟は、申込者を選考(面接を含む)の上、下記日付までに日本連盟に必要書類(海外派遣参加申込書、健康調査書、県連盟面接結果通知書/所定の書式にて)を添えて推薦する。
- 国際サービスチーム(IST)2025年12月26日(金)
- 参加隊指導者(APL)2025年12月26日(金)
- 参加隊スカウト(Scout)2026年03月24日(火)
- 派遣団本部員(CMT)2025年12月05日(金)
- (3) 国際サービスチーム又は派遣団本部員への応募者は、(2)に示す必要書類に加え、「特技」(得意分野を含む)と「語学力」を示す文書(書式自由)を添付する。
- (4) 県連盟からの推薦人数は県連盟・ブロックの割り当て人数を上限に調整する。2人以上を推薦する県連盟にあっては、応募区分別に県連盟の推薦順位をつける。
- (5) 参加隊スカウトについて、日本連盟は県連盟の推薦を尊重し、県連盟から提出される「面接結果通知書」に基づき書類選考を行い、選考結果を通知する。
- (6) 参加隊指導者(隊長、副長)については、県連盟の選考に加えて、必要に応じて日本連盟が面接(オンラインも含む)を行い、選考結果を通知する。
- (7) 派遣隊長、IST、CMTは、公募による選定の他、一部指導者について日本連盟から指名する場合もある。指名による場合も含めて、書類選考および対面面接のうえ決定する。
10.日本派遣団の編成
- (1)日本派遣団は、派遣団本部員(CMT)、国際サービスチーム員(IST)、および参加隊(1個隊40人)による編成を予定する。
- (2)参加隊の編成は、県連盟が推薦するスカウト数と地域性を考慮した調整を行う。
- (3)参加隊は、1個隊あたり参加隊指導者4人(隊長1人、副長3人または副長補)およびスカウト36人(1班9人×4班)で、可能な限り同一県連盟あるいはブロック内の県連盟のスカウトにより構成する。
- (4)ジェンダーに考慮し、各参加隊には必ず男性指導者・女性指導者を配置する。
- (5)スカウト数は、県連盟からの事前希望調査を参考にし、実際の推薦数により調整を行う。
- (6)ISTは、大会Webサイトで仮申込を行える場合があっても、本募集要項に基づく応募手続きを行い、日本派遣団として内定されることで参加できるものとする。内定者の大会参加申込手続きは日本連盟が行う。
- (7)派遣団本部員は、日本派遣団本部の運営、参加隊とISTへのサポート、または派遣団提供プログラムを担当する。大会規定による本部人数枠を考慮し、26WSJ派遣実行委員会が目的に沿った人選を行う。
11.派遣辞退およびキャンセルポリシー(Withdrawl & Cancellation)
- (1) 日本派遣団として参加を辞退する場合、派遣団長に書名で通知する必要があります。出発前の時点で多くの費用をすでに支払い完了しているため、全額を返金することはできません。
- 2026年10月30日(金)まで 予納金22万円を引いた額を返金
- 2027年03月31日(水)まで 日本派遣団共通経費44万円を引いた額を返金
- 2027年04月01日(木)以降 全額返金なし
- (2) 個人としての辞退の他、大会実行委員会によってキャンセルがなされた場合、この決定はその時までに登録されている日本派遣団メンバー全員に速やかに通知します。
- (3) 上記、(2)による返金は以下の通り予定する。
- 2026年10月30日(金)まで 全額返金
- 2026年10月31日(土)以降 大会実行委員会から回収した資金を返金
※回収不能な費用には、旅行保険、銀行手数料、国際為替手数料、および日本派遣団としての旅行会社企画費などが含まれる場合があります。
以上
2025.11.21