第19回日本ジャンボリー

日本スカウトジャンボリー

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第19回日本スカウトジャンボリー

第19回日本スカウトジャンボリー 大会の概要について

現在、19NSJ運営委員会では、大会の基本実施要領および参加費の基礎となる予算を検討し、理事会へ提案する予定です。この大会の概要は検討中の基本実施要領(案)に基づく内容となりますが、今後の協議により変更となることもありますので、ご了承ください。

1.大会名称

第19回日本スカウトジャンボリー(略称:19NSJ)
19th Nippon Scout Jamboree

2.会期

令和8年(2026年)8月4日(火)~8月10日(月)6泊7日間

第19回日本スカウトジャンボリーの参加者は、8月4日(火)に入場し、8月10日(金)に退場するため、6泊7日間のキャンプ生活を行います。

3.日 程

8月2日(日)大会運営スタッフ入場・設営
8月3日(月)準備作業
8月4日(火)参加者入場・設営、開会式
8月5日(水)プログラム
8月6日(木)プログラム
8月7日(金)プログラム・信仰奨励・ジャンボリー大集会
8月8日(土)プログラム
8月9日(日)プログラム・閉会式
8月10日(月)撤営・参加者退場
8月11日(火)撤営・大会運営スタッフ退場

4.会場

広島県神石郡神石高原(じんせきこうげん)

福山市の中心地・JR福山駅から約38㎞、山陽自動車の福山東インターから約36㎞、いずれからも国道182号線を経由して車で1時間弱。中国自動車道の東城インターから車で約27㎞・30分。

5.参加人数規模

約8,000人

国内派遣隊(スカウト・指導者) 150こ隊約6,000人
外国派遣隊(スカウト・指導者) 10こ隊 約400人
大会運営スタッフ・派遣団本部スタッフ 約1,600人

国内派遣隊はボーイスカウトとベンチャースカウトの加盟登録人数の3割程度(2024年10月31日時点で16,518人)を見込み、引率する隊指導者を含んだ人数です。

6.参加対象者

ボーイスカウトおよびベンチャースカウト

スカウトの全国大会として、ボーイスカウトとベンチャースカウトを参加対象者として、ローバースカウトと指導者が大会運営にあたります。

7.参加形態

派遣隊方式

ボーイスカウト班とベンチャースカウト班による1こ隊40人の派遣隊を編成します。40人に満たない編成の場合には、予め近隣の県連盟と隊を編成するか、少人数隊を同じ隊サイトに割り当てます。

8.参加者の資格・要件

(1)派遣隊による参加

派遣隊で参加するスカウトおよび指導者は、2026(令和6)年度の加盟登録を有し、会期中の6泊7日間のキャンプ生活に十分に耐えうる健康とキャンプ技能を有するよう各団が責任を持って訓練された者とします。また、スカウトおよび未成年者の参加にあたっては、保護者の参加の同意を得ることとします。

(2)派遣隊指導者

派遣隊指導者は、教育規程に定められた役務に応じて必要な資格を有するか、県連盟がこれと同等の資質と経験を有すると認めた者とします。また、参加スカウトに女子が含まれる場合は、指導者のうち、少なくとも1人は女性とします。

複数の団により派遣隊を編成する場合には、スカウト・指導者・保護者それぞれのコミュニケーションを通常の隊活動以上に配慮してください。

① 隊長

20歳以上で、隊指導者基礎訓練課程のボーイスカウトまたはベンチャースカウト課程を履修した者。ただし、25歳以上が望ましい。

② 副長

20歳以上で、導入訓練課程の訓練を修了した者。ただし、隊指導者基礎訓練課程の修了者が望ましい。

③ 副長補

18歳以上で、導入訓練課程の訓練を修了した者が望ましい。

9.プログラム

第19回日本スカウトジャンボリーは、ボーイスカウト日本連盟が2023年から10年間で取り組む第3期中長期計画の各施策を具現化し、2032ビジョンを達成していく機会とします。

風光明媚な瀬戸内海に面しながら、緑豊かな山間地域が広がる備後地域の自然環境を取り入れながら、地域に密着したプログラム、また、スカウト運動が「平和」に貢献していることを実感し、「世界平和」に向けた新たな取り組みを考えるプログラムを展開していきます。

10.大会参加費見込み

1人あたり50,000円~60,000円程度となるよう計画していきます。

19NSJ運営委員会では会場整備や食材料の手配など、予算に占める割合の多い経費の精査と、場外プログラムの有無などを検討しています。

11.大会の運営

(1)大会本部

17NSJの9部署による業務を基本に、国際部を部署に戻したり、救護所に所掌を見直したりするなど業務内容の見直しを行っています。また、サブキャンプも1部署にすること大会本部各部との連携できるよう、現在12の部署で検討しています。

(2)サブキャンプ

大規模のキャンプ大会を効率的に運営するため、1,200人から2,000人規模のサブキャンプを4つで構成し、隊サイトは1区画の標準面積を600㎡として、40人に対して割当てます。

12.第19回日本スカウトジャンボリーの特徴

(1)開催地との連携協定

会場となる神石高原町の人口は約8,000人で、ジャンボリー期間は町民より多い参加者と見学者が集まるため、開催地の理解と支援、そして各種協力が無ければ開催は実現しません。

大会の開催が一過性のイベントで終わることなく、地域資源の活用、世界に向けた魅力発信、地域貢献・地域交流、観光振興、次世代の担う青少年の育成などを通じて、持続可能な地域づくりと地域活性化に資するよう連携協定を2024年6月14日に締結しました。

(2)高原地でのキャンプ

会場の海抜の平均は約700mです。日中の炎天下では30度以上になりますが、山を越えて吹いてくる風は涼しく、朝夕は20度近くまで気温が下がる、高原地特有の気候です。また、会場全体が山間部の上部にあり、時には風が強く吹くことがあり、樹木などによる日影が少ない場所です。

(3)草地への配慮

サブキャンプは、ゴルフ場を予定しています。大会後に草地への影響を最小限となるよう、直火や掘削せず、テントの張り方にも工夫が必要となります。また、傾斜地が多いため、隊サイトのレイアウトにも工夫が必要となります。

(4)少ない水での生活

会場周辺の簡易水道や農業用水を分けてもらい大会で使用しますが、従前の大会に比べ1人あたりで使用できる量が少なくなるため、給水やシャワーの時間を制限することもあります。少ない水での調理や片付け、洗面、短時間でのシャワーができるよう事前から訓練してください。

以上